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高橋悠斗が日本タイトル奪取!39歳・堀川に判定勝ち「2年ぐらいで世界レベルに…」

[ 2019年10月10日 22:11 ]

<日本ライトフライ級タイトルマッチ>判定勝ちで新王者となった高橋悠斗は感極まってリングにうずくまる 
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 ボクシングの日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦は10日、東京・後楽園ホールで行われ、挑戦者で同級4位の高橋悠斗(26=K&W)が堀川謙一(39=三迫)を2―0の判定で下し、新王者となった。

 「挑戦者らしく戦うだけ」の言葉通り、序盤から果敢に攻め続けた。5回を終えて公開された採点は僅差ながら3者ともに高橋を支持。中盤以降は堀川の反撃に苦しめながらも最後まで攻めの姿勢を貫き、97―93、96―94、95―95で現役最多プロ57戦目の大ベテランを退けた。

 「何もやっても続かなかった自分がここまで来れた。感謝しかない。僕は挑戦者なので命を懸けるつもりで戦った。1発殴られたら3発殴り返すつもりだった」

 ミニマム級を主戦場にしていた時は減量に苦しんだが、ライトフライ級2戦目でタイトル獲得。WBC2位、IBF5位の堀川に勝ったことで世界ランク入りも視野に入ってきたが、高橋は「拳四朗さんともスパーリングをしてもらったけど、全く歯が立たなかった。2年ぐらいで世界レベルに到達できるように精進します」と控えめに飛躍を誓った。

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2019年10月10日のニュース