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井岡一翔 大みそかに初防衛戦、無敗のシントロンと“パパ初戦”「勝って締めくくりたい」

[ 2019年10月10日 13:00 ]

大みそかに初防衛戦を行うことを発表したWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔
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 日本男子初の4階級制覇を達成したWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(30=Reason大貴)が10日、都内で会見し、12月31日に東京・大田区総合体育館で同級1位ジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)と初防衛戦を行うと発表した。井岡が大みそかのリングに上がるのは8回目で、国内では16年以来3年ぶり。「大みそかに試合が決まったことは良かった。難敵だと思うけど、しっかり勝って4階級制覇した年を締めくくりたい」と意気込んだ。

 井岡は昨年大みそかにマカオでドニー・ニエテス(フィリピン)に判定負けし、4階級制覇を逃したが、ニエテスが王座を返上したため、今年6月にアストン・パリクテ(フィリピン)と王座決定戦を戦い、10回TKO勝ちして4階級制覇を達成した。

 私生活では試合1週間後に“男のけじめ”として同居中だった1歳上の一般女性と再婚。8月には第1子の男児も誕生している。

 シントロンは12戦11勝(5KO)1無効試合と無敗の挑戦者。5月の挑戦者決定戦では江藤光喜(白井・具志堅)に1回にダウンを喫し、TKO負けと発表されたが、映像を確認した現地コミッションはバッティングによるダウンと判断し、無効試合に。8月の再戦で江藤に3ー0で判定勝ちして井岡への挑戦権をつかんだ。

 井岡にとっては“パパ初戦”となる初防衛戦。どんな戦いを見せるか注目される。

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