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ロマチェンコ3団体統一に成功 キャンベルを判定で下す

[ 2019年9月1日 07:51 ]

キャンベル(右)にパンチを見舞うロマチェンコ(AP)
Photo By AP

 ボクシングの3団体統一世界ライト級タイトルマッチ12回戦は31日(日本時間9月1日)、英ロンドンのO2アリーナで行われ、世界3階級制覇王者でWBAスーパー、WBOライト級王者のワシル・ロマチェンコ(31=ウクライナ)がWBC同級1位のルーク・キャンベル(31=英国)を判定3―0で下し、3団体統一に成功した。WBA3度目、WBOは2度目の防衛。

 身長で5センチ、リーチでは14センチも下回るロマチェンコは立ち上がりこそ慎重に試合を運んだが、抜群のスピードと多彩なブローでを圧倒。5回には左カウンターでキャンベルをぐらつかせ、11回には連打でダウンを奪った。KOは逃したものの、ジャッジ3者の採点は119―108が2人、118―110が1人と大差がついた。五輪金メダリスト同士の対戦を制して3本目のベルトを手にしたロマチェンコは「次はIBF」と4団体統一に意欲。戦績はロマチェンコが15戦14勝(10KO)1敗、キャンベルは23戦20勝(16KO)3敗となった。

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2019年9月1日のニュース