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京口紘人、2度目の防衛戦は同級1位・久田哲也との大阪出身対決

[ 2019年8月1日 14:48 ]

大阪市内で会見したWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口(左)と挑戦者の久田
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 ボクシングのWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(25=ワタナベ)、同級1位で挑戦者の久田哲也(34=ハラダ)が1日、大阪市内のホテルでそろって会見し、10月1日に大阪市のエディオンアリーナ大阪でタイトルマッチを行うと発表した。

 大阪府和泉市出身の京口は2度目の防衛戦となる。「世界チャンピオンになって大阪に凱旋して防衛するというのが目標の一つだった。(挑戦者の)久田選手は世界1位でキャリアもある。熱い試合をしたい」と意気込む。さらに「やるからにはキャリアが長い選手に引導を渡すつもりで戦いたい。大阪決戦でぶっ壊す」と過激に宣言した。

 同じ階級のWBC王者・拳四朗(27=BMB)ら他団体王者との統一戦も期待される。その拳四朗は7月のV6戦で鮮やかに4回TKO勝ち。6月に自身の初防衛成功は判定勝利だっただけに「自分が判定の後に(拳四朗が)KOで勝っている。自分もKOにこだわりたい。ああいうKOを見せたい」とライバル心を燃やす。

 挑戦者の久田は大阪府堺市出身。2003年11月のプロデビューから約16年かけ、46戦目で世界初挑戦となる。プロ8戦目で世界王者となった京口に対し、“雑草”と表現される立ち位置で「折れない気持ちで、ここまで来た。“雑草”と言われて違和感はない」と自らを分析。妻・淳子さん(34)と小3の長女・一歌(いちか)さん(9)、昨年11月に生まれた双子の朱莉(あかり)ちゃんと乙葉(おとは)ちゃんを養うパパでもある。「長女に“世界チャンピオンにならんかったら、もうしゃべれへん!”と言われました。全力で頑張ります」。家族の愛を力に得意の左フックをさく裂させる意気込みだ。

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2019年8月1日のニュース