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尚弥 WBSS準決勝“挑戦者”として臨む「準備は整った」

[ 2019年5月17日 05:30 ]

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ  バンタム級トーナメント準決勝   WBA王者・井上尚弥《12回戦》IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ) ( 2019年5月18日    英国グラスゴー・SSEハイドロ )

ファイティングポーズを決める井上尚弥
Photo By スポニチ

 井上尚弥が“挑戦者”としてWBSS準決勝に臨むことが16日、明らかになった。WBAには現在、正規王者の井上のほかにスーパー王者のドネアがいる。IBFは、スーパー王者が存在する場合に原則として正規王者との統一戦は認めておらず、WBAタイトルが懸かることに難色。

 大橋会長は両団体に例外的な統一戦を認めるよう働き掛けていたが、この日までに断念した。ただ、井上にとっては勝てば、両団体のベルトを手にできる状況に変わりなく、モチベーションに変化なし。自身のSNSには「全ての準備は整ったよ!後は計量をクリアするだけ!待ち遠しいなぁ」と投稿。試合への期待感をにじませた。

 公式会見から一夜明け、英紙は同じ興行のIBF世界スーパーライト級タイトルマッチに出場する地元のジョシュ・テイラー(英国)の記事一色だったが、米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」はトップ扱いで井上を特集。

 米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)も「パウンド・フォー・パウンド(PFP)最強」と絶賛する記事を掲載するなど、海外メディアの注目度も高まっている。

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2019年5月17日のニュース