小原佳太 指名挑戦者決定戦に向け渡米「自分のボクシングが通用するかチャレンジしたい」

[ 2019年3月25日 18:47 ]

渡米前に取材に応じた小原佳太
Photo By スポニチ

 今月30日(日本時間31日)に米国フィラデルフィアでIBF世界ウエルター級指名挑戦者決定戦12回戦に臨む同級5位の小原佳太(32=三迫)が25日、渡米前の成田空港で取材に応じ、「いかに自分のボクシングが通用するかチャレンジしたい。通用しなかったら相打ち覚悟で最後は気合で勝ちにいきます」と意気込みを語った。小原は同級4位で15戦15勝9KO無敗のクドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)と対戦する。

 小原にとっては2016年9月以来2度目となる世界挑戦をつかむチャンス。IBF世界スーパーライト級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に挑戦した前回は2回TKO負けを喫し、王座獲得はならなかった。だが、階級を上げ、海外での試合も経験済みとあって「今回は体重なのか、経験なのか、余裕がありますね。緊張しても仕方ないのでピリピリしていない」とリラックスムード。1週間前にヘルペスを発症したものの「3日ほど休んで疲れがとれた」と前向き。減量も残り4キロと順調だ。

 過去に日本人が一人も世界王者になっていない階級での挑戦。開催地は映画「ロッキー」の舞台で知られるフィラデルフィア。元練習生からもらったロッキーシリーズのDVD―BOXを前夜に鑑賞したという小原は「僕の理想とするボクシングではなかった。最もやりたくないボクシングでした」と笑いながら「でも根底にあるものは同じだと感じたし、勝ってアメリカンドリームをつかむイメージはできた。いい映画でした」と感想を語った。

 搭乗便の出発が2時間遅れとなり、デトロイトでの乗り換えが間に合わない可能性もあり、「それだけが心配」と表情を曇らせたが、それも一瞬。以前はルーティーンにこわだったこともあったが、「それができるのは国内での試合だけ」と割り切った。「ロッキーも“最後はガッツだ”と言ってましたしね。あるがままに戦います。どうにかなります」と自分に言い聞かせるように話した。

続きを表示

「ボクシング」特集記事

「井上 尚弥」特集記事

2019年3月25日のニュース