メイウェザー、天心泣かせた 衝撃139秒KOで“10億円”ゲット

[ 2019年1月1日 05:30 ]

RIZIN.14   ○フロイド・メイウェザー―那須川天心● ( 2018年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

メイウェザー(右)が那須川から1度目のダウンを簒う(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 ボクシングの元世界5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(41=米国)がキックボクサーの那須川天心(20=TARGET/Cygames)との3分3RのスペシャルエキシビションでTKO勝ちした。1Rの1分すぎから攻撃に転じ、3度のダウンを奪って、2分19秒で終わらせた。プロボクシングで50戦全勝のスーパースターが貫禄を示した。

 鉄壁の防御を誇ったメイウェザーは、攻撃も超ド級だった。1分すぎ、右ボディーからの右ストレートで吹っ飛ばすと、2分前には右フックで倒した。最後はカウンターの左フック。エキシビションマッチといえども手は抜かなかった。「エンターテインメント性を楽しんでもらうことを意識した。それができた」と余裕たっぷりに言い切った。

 超VIP待遇で臨んだ。全選手参加の午後3時からの開会式に姿はなかった。関係者は「午後7時ぐらいに来るのでは」と予想していたが、会場入りは試合開始2時間前の午後9時すぎ。都内の高級ホテルで英気を養い、臨戦態勢を整えた。

 ハンデも意に介さない。147ポンド(約66・7キロ)のリミットでパスしたメイウェザーに対し、那須川は62・1キロだった。双方が8オンスグローブで戦う予定だったが、体重差を考慮した主催者サイドが10オンスグローブの着用を要求。「その方が合理的」とあっさり了承したが、破壊力は変わらなかった。

 試合前は那須川をなめるような発言もあったが、拳を交えると見方を変えた。「那須川は若いライオン。成長する余地がある。一生懸命頑張ってもらいたい」と評価した。

 一夜で数十億円もの大金を得る「マネー」と呼ばれる男は、自身のインスタグラムで「私が東京で9分間のスパーリングで900万ドル(約10億円)を稼ぐと言ったら、どうする」とファイトマネーを想像させる投稿までアップした。結果は9分どころか139秒でのTKO。900万ドルが事実なら、1秒あたり712万円の稼ぎとなる。2泊3日の滞在で衝撃を残したメイウェザーは、やはりスーパースターだった。

続きを表示

「ボクシング」特集記事

「井上 尚弥」特集記事

2019年1月1日のニュース