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伊藤に米で“ザ・ジャッジ”の異名 日系人裁判官が由来

[ 2019年1月1日 05:30 ]

初防衛戦を報じる本紙最終版を手に笑顔の伊藤(撮影・島崎忠彦)
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 30日のトリプル世界戦で初防衛に成功したWBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(27=伴流)が都内のホテルで会見した。

 日本人として37年ぶりに米国で世界王座を奪取し、凱旋試合で指名挑戦者チュプラコフを撃破し、「海外でも自分の評価は安定したと思う」と手応え。知名度がアップしている米国では「対戦相手を裁く」という意味で“ザ・ジャッジ”のニックネームが付けられたことも明かした。命名はトレーナーのルディ・エルナンデス氏で、O・J・シンプソン事件を担当した日系人裁判官ランス・イトウ氏に由来するという。

 次戦は米国開催が有力。伊藤はWBC同級王者ベルチェット(メキシコ)らの名を挙げ「みんなが勝てないだろうと思うような相手とやりたい」と希望。どんな強敵でも、その拳で裁いてみせる。

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