伊藤雅雪 ３０日の“凱旋試合”に向け練習公開「誰が見てもはっきり分かる勝ち方をしたい」
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３０日に初防衛戦を行うボクシングのＷＢＯ世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪（２７＝伴流）が１９日、東京・江東区の伴流ジムで練習を公開した。米ロサンゼルスでの合宿から１７日に帰国したばかり。「少し時差ボケはあります」という状態ながらシャドー、ミット打ち、サンドバッグ打ちなどで軽快な動きを披露した。
日本人選手として３７年ぶりに米国で世界王座を奪取し、今回は凱旋試合。「たくさんの人に注目されるのは素直にうれしい。日本のファン…僕を知らない人、ボクシングを知らない人にも伊藤雅雪を知ってもらえるチャンスなので、判定でもＫＯでも、誰が見てもはっきり分かる勝ち方をしたい」と意気込んだ。
先月１１日からのロス合宿では計３００ラウンドに及ぶスパーリングを消化。「自分の目指していくボクシングの完成形が見えた」と自信を深めた。「アメリカでやるべきことをしっかりやってきたので、あとは体調だったり、体重だったりを抜かりなくやれれば大丈夫」。今後は１日置きにスパーリングをこなし、２４日の最終スパーで実戦練習を打ち上げる予定だ。
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