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山根前会長、除名処分に「アホちゃいますか」どう喝疑惑にも反論

[ 2018年12月17日 05:30 ]

山根明氏
Photo By スポニチ

 日本ボクシング連盟は16日、都内で総会を開き、助成金の不正流用などの責任を取って辞任した山根明前会長らを除名処分にする理事会の提案を承認した。今後、山根前会長に弁明の機会を与えるため文書で通知し、来年2月10日の総会で正式に決議される。本人が希望すれば総会や文書での弁明が可能。除名処分なら都道府県連盟を含め、一切の役職に就けなくなり、事実上の永久追放となる。

 内田貞信会長は「(山根前会長が)いろんな方をどう喝しているという話もある。除名の話が出てくるのは仕方がない」と話した。日本連盟顧問の戸田裕典弁護士は山根前会長在任時の不正経理疑惑についても調査を進め、法的手段を検討する方針を示した。

 一方、スポニチの取材に応じた山根前会長は除名処分について「アホちゃいますか?もう会員でも何でもない。辞任している。(現執行部が)シナリオを作っているだけ。“今の連盟は怖い”と(全国の役員に)脅しをかけている」とし、どう喝については「本当にどう喝しているというのなら、とった音声をテープで流したらどうですか?プライドは傷ついていますから」と反論した。

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2018年12月17日のニュース