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京口 スパーで同僚をダウン寸前!2階級制覇へ自信「マイナス面ない」

[ 2018年12月17日 16:01 ]

公開練習で強烈な右フックを放つ京口 (撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 大みそかにマカオで2階級制覇に挑む前IBF世界ミニマム級王者でWBA世界ライトフライ級1位の京口紘人(25=ワタナベ)が17日、都内のジムで公開練習を行った。

 5月にジムの先輩・田口良一からベルトを奪ったWBA世界ライトフライ級スーパー王者ヘッキー・ブドラー(30=南アフリカ)との対戦。「ブドラーに特別な思いはないけど、新しいベルトが手に入る日が近づいているのでワクワク感は強い」と2階級制覇の実現に意欲満々。

 この日の練習ではシャドーボクシングの後に3ラウンドのスパーリングを披露。強烈な左ボディーに右ストレート、左右のアッパーと多彩なコンビネーションを見せ、同僚の石井直輝をダウン寸前まで追い詰めるなど、仕上がりの良さをうかがわせた。

 1階級上げたことで減量苦も減り「パワー、馬力がついたことは実感している。動くスピードは落ちたかもしれないけど、ハンドスピードは落ちていないし、マイナス面はない」と手応え十分。経験豊富なブドラーが相手だが、「全てで上回るボクシングをしたい。汗だくでベルトを巻いて喜んでいる自分の姿をイメージしている」と勝利を約束した。

 京口は19日と22日にスパーリングを行い、実戦練習を打ち上げ。24日にマカオ入りする予定だ。

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2018年12月17日のニュース