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“夢対決”拳四朗VS京口が実現 13日に後楽園ホールで公開スパー

[ 2018年12月12日 16:43 ]

 WBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(26=B.M.B)と前IBF世界ミニマム級王者・京口紘人(25=ワタナベ)が13日、東京・後楽園ホールで行われるボクシング興行「ダイヤモンドグローブ」で公開スパーリングを行うことになった。両選手の所属ジムが12日に発表した。

 拳四朗は今月30日に5度目の防衛戦、京口は大みそかに2階級制覇を目指し、WBA世界ライトフライ級スーパー王者ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に挑戦する。世界戦を目前にした王者と前王者の公開スパーは異例だが、年末のボクシングイベントを盛り上げようと、関係者が協力し、“夢対決”が実現することになった。

 拳四朗は関西大、京口は大阪商大の出身で、アマチュア時代には4度対戦し、結果は2学年上の拳四朗が3勝1敗。プロ入り後は階級が違うため、公式戦での対戦はないものの、2人が世界タイトルを獲得する以前の昨年4月にも大阪で公開スパーを行っており、1年8カ月ぶりに拳を交える。

 メーンの日本ライト級タイトルマッチ「吉野修一郎(三迫)―小林和優(RG蒲田)」の試合前にスペシャルスパーリングとして行われる予定で、3分2ラウンド、ヘッドギアありでグローブは14オンスを使用する。両選手がともに年末の試合で勝利すれば、近い将来に統一戦として対戦する可能性もあるだけにファンの注目を集めそうだ。

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2018年12月12日のニュース