村田諒太が帰国 王座から陥落も「自分の実力」進退は「自分一人で決められることじゃない」
ボクシングのWBA世界ミドル級王座から陥落した村田諒太(32=帝拳)が23日、2度目の防衛戦が行われた米ネバダ州ラスベガスから帰国、羽田空港で取材に応じ、今後については白紙であることをあらためて強調した。
村田は20日(日本時間21日)に行われた試合で指名挑戦者のロブ・ブラント(28=米国)に8〜10点の大差で0―3判定負け。翌日の会見では進退について「周囲の方々に相談して決めたい」と保留。この日も「何も変わっていない。自分一人で決められることじゃないし、周りの人たちと自分の意思のすり合わせないと」と話すにとどめた。
黒い帽子にサングラス姿で表情はうかがえなかったが、疲れは残っている様子で、飛行機の中では熟睡して「気付けば、あと1時間20分で到着という感じだった」と明かした。
夢だったラスベガスでの興行でメーンを務めたことには「ありがたかったなと思います」と感謝。「調整力も含め、あの場所で出したのが自分の実力。それを受け入れるしかない」と完敗を認めていた。
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