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WBSSで井上らと競演するレリクが練習を公開

[ 2018年10月1日 16:56 ]

<WBSSス パーライト級1回戦>練習を公開したWBA王者キリル・レリク (撮影・高橋 雄二)
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 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のシーズン2開幕戦(10月7日、横浜アリーナ)でWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)らと競演するWBA世界スーパーライト級王者キリル・レリク(28=ベラルーシ)が1日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。スパーリングは行わず、シャドーボクシングにミット打ち、サンドバッグ打ちと内容は軽め。10分ほど体を動かしただけだったが、汗はよく出ており、減量には苦しんでいない様子がうかがえた。

 レリクはWBSSスーパーライト級トーナメント1回戦で元IBF同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(38=ロシア)と、WBA王座の初防衛戦も兼ねて対戦する。9月27日に練習拠点の米マイアミから外国勢一番乗りで来日しており、3日に来日予定のトロヤノフスキーとは対照的。「時差や気候に対する調整はできていると思う。たくさん練習を積んできたので、調子もとてもいい」とコンディションに自信を示し、「キャリアは相手の方が長いが、自分も王者としてそれなりに練習をしてきて、心構えはできている。みんなKOを期待していると思うので、それに応えられる試合をしたい。まずは初防衛して、勝ち続けて優勝したい」と抱負を口にした。

 初来日で、日本の印象を問われると「世代から世代へ伝統を受け継いでいる国と聞いている」とコメント。興行のメーンではWBSSバンタム級トーナメント1回戦の井上―フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)が行われるが、「自分の目で見たい試合。パヤノも凄く強いけど井上も若いのに凄く強い。少し井上が有利じゃないかな」と予想した。

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2018年10月1日のニュース