統一王者ジョシュア、余裕のジョーク「ダンスシューズで軽やかに」
ボクシングのWBAスーパー&IBF&WBO統一世界ヘビー級タイトルマッチ12回戦の前日計量が21日(日本時間22日)に英ロンドンで行われ、統一王者アンソニー・ジョシュア(28=英国)は111・7キロ、挑戦者のアレクサンダー・ポベトキン(39=ロシア)は100・7キロをマークした。試合は22日(同23日)にロンドンのウェンブリー競技場で行われ、9万人の大観衆が予想されている。
ジョシュアはWBA王座3度目、IBF王座6度目、WBO王座は初の防衛戦となる。当初はWBC同級王者デオンテイ・ワイルダー(米国)との4団体王座統一戦が期待されていたが、交渉が難航したため元WBA王者ポベトキンとの対戦に落ち着いた。3月のジョセフ・パーカー(ニュージーランド)との統一戦でデビューからの連続KO勝利が20試合でストップ(21戦全勝)したが、計量後は「彼(ポベトキン)は俊敏で速いから、俺はダンスシューズをはいて軽やかにステップを踏むよ」と余裕のジョーク。ポベトキンは「全てを懸ける。この試合がラストチャンスと思っている」と決意を口にした。
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