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村田諒太 風邪から復活 外国人パートナーとのスパーリング再開

[ 2018年9月14日 15:55 ]

スパーリングを再開した村田(撮影・中出 健太郎)
Photo By スポニチ

 10月20日(日本時間同21日)に米ラスベガスで2度目の防衛戦に臨むボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が14日、東京・神楽坂の帝拳ジムで、招へいした外国人パートナーとのスパーリングを再開した。先週に風邪をひいて38度の熱を出し、せきも止まらなかったそうで、スパーは今月4日以来10日ぶり。この日はWBC米大陸スーパーウエルター級王者のパトリック・デイ(26=米国)、スティーブン・マルティネス(28=プエルトリコ)と2ラウンドずつ、計4ラウンドを消化した。

 スパーではスピードのあるデイ相手にジャブで差し勝ち、プレッシャーをかけると、迫力ある右の強打を振ってガードの上からでも効かせた。4ラウンド目はさすがにスタミナ切れしてペースダウンしたものの、村田は「ジャブも良く出たし、ディフェンスも破られないガードができたので合格点」とまずまずと言った表情。招へいしたパートナーはアドリアン・ルナ(28=メキシコ)を合わせて3人で、「来週からはラウンド数を上げていきたい」と話した。

 スパー再開にあたり意識したことは?と問われると、「できるだけ自然体でやれることが大事。何かを意識しすぎると、ろくなことがない。ガードがしっかり堅くて、相手が打ってきても怖くないというベースがあれば大丈夫」と強調。それでも相手が2、3発打ってきた際は必ずジャブを打ち返すことは意識したそうで、「判定まで行こうとは思ってないけど、ダメージを与えるボクシングをしないといけない。僕のジャブだと結構ダメージを与えると思う。勝つための手段としてやっている」と説明した。V2戦ではWBA世界ミドル級2位のロブ・ブラント(28=米国)と対戦する。

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2018年9月14日のニュース