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37歳・大竹秀典、8・25米国で世界挑戦「この年でも無理ではないと証明したい」

[ 2018年7月24日 12:25 ]

2度目の世界挑戦が決まった37歳の大竹秀典
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 ボクシングの東洋太平洋スーパーバンタム級王者でWBO同級6位の大竹秀典(37=金子)が8月25日、米アリゾナ州グレンデールでWBO世界同級王者アイザック・ドグボエ(23=ガーナ)に挑戦することが決まった。興行を主催する米トップランク社が23日、発表した。米スポーツ専門局ESPNがWBO世界ライト級タイトルマッチ、王者レイムンド・ベルトラン(メキシコ)―ホセ・ペドラザ(プエルトリコ)とのダブルヘッダーで全米生中継する。

 元日本同級王者の大竹は31勝(14KO)2敗3分け。14年11月に当時のWBA王者スコット・クイッグ(英国)に敵地で判定負けして以来、2度目の世界挑戦となる。その後は9連勝中で、17年3月に獲得した東洋太平洋王座は3度防衛中だ。“リングの仕事人”の異名を取る37歳はトップランク社を通じ、「この試合を実現させてくれたみなさんに感謝したい。8月25日に世界王者となって、この年でも無理ではないことを証明したい」とコメントした。

 ドグボエは12年ロンドン五輪にバンタム級で出場し、銅メダルを獲得した清水聡に1回戦で敗れた。プロ転向後は19戦全勝(13KO)で、今年1月にWBO世界スーパーバンタム級暫定王座を獲得後、4月に正規王者ジェシー・マグダレノ(米国)との統一戦に11回TKO勝ちして正規王座を獲得した。

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2018年7月24日のニュース