熊谷出身の木村翔「中国を熱くしてきます」　27日Ｖ２戦へ出発

Ｖ２戦のため中国へ向け出発した木村翔
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　２７日に中国・青島市で２度目の防衛戦を行うボクシングのＷＢＯ世界フライ級王者・木村翔（２９＝青木）が２３日、羽田空港から福岡経由で中国へ向けて出発した。

　スーツでビシッと決めた１９日の会見から一転、Ｔシャツに短パンというラフなスタイルで報道陣の前に姿を見せた木村は「コンディションはいい。しっかり結果を残して帰ってくるだけ」と自信たっぷり。昨年７月に中国でタイトルを獲得した際の出発時には取材がなかったといい「１年で大きく変わった。こんなに記者さんが来てくれた」と笑った。

　木村の地元・熊谷市で前日２３日に観測史上最高を更新する４１．１度を記録したことにも触れ「国内最高ですよね？中国で防衛すれば日本人初だと思うので、自分も歴史に名を残したい。中国を熱くしてきます」と宣言し機上の人となった。

　Ｖ２戦は青島体育センター国信体育館で行われ、同級４位のフローイラン・サルダール（２９＝フィリピン）と対戦する。戦績は１９戦１６勝（９ＫＯ）１敗２分け。サルダールは３１戦２８勝１９ＫＯ２敗１分け。