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具志堅会長、比嘉の対戦相手を質問攻め「彼女は?」「何人?」

[ 2018年4月10日 15:18 ]

<ロサレス公開練習>ロサレス(左)にニカラグアのコーヒーをプレゼントする具志堅会長
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 ボクシングのWBC世界フライ級タイトルマッチ(4月15日、横浜アリーナ)で王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)に挑戦する同級2位クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)が10日、都内で練習を公開し、比嘉を指導する具志堅用高会長が視察に訪れた。

 会見では最前列に座って挑戦者に質問攻め。「花粉症は?」に始まり、続いて「彼女はいますか?」と意表を突くジャブ。ロサレスが「いる」と答えると「何人いますか?」「付き合っている期間は?」とボクシングには直接関係ない話ばかりで、ロサレスを苦笑いさせた。

 さらに「好きな食べ物は?」と尋ね、続けて「好きな飲み物は?」。この日は恒例の“お土産”としてニカラグア産のコーヒー豆を持参してきたが、ロサレスの答えは「オレンジジュース」。同じ日にタイトルマッチを行うWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)に挑戦するエマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)は大のコーヒー好きだが、ロサレスは「あまり好きじゃない」といい、具志堅会長のこん身?のパンチは空振りに終わった。

 ロサレスがこの日、公開した練習はシャドーボクシングと縄跳びだけと、手の内はまったく見せず。すでにビデオチェックを済ませている具志堅会長は直接見た印象を「体幹が強そうだし、バランスがいい。コンディションも仕上がっているみたいだね」と語り、「簡単には倒れない。足を使ったボクシングをするかもしれないし、打ち合いにはならない。カウンターパンチには注意」と警戒感を強めた。比嘉にとっては16戦連続KO勝ちの日本新記録が懸かる大一番。「最高の試合になるんじゃないかな」と期待していた。

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