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武尊 史上初3階級制覇!次なる目標は地上波ゴールデン生中継

[ 2018年3月22日 05:30 ]

スポニチ後援K―1 WORLD GP 2018 JAPAN~K’FESTA.1~   第4代スーパーフェザー級王座決定トーナメント決勝 ○武尊 KO3R2分2秒 小宮山工介● ( 2018年3月21日    さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ )

3階級制覇し花道でファンにタッチして引き揚げる武尊
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 新生K―1最大のビッグイベントでエース武尊(たける、26=K―1 GYM SAGAMI―ONO KREST)が史上初の3階級制覇を達成した。第4代スーパーフェザー級王座決定トーナメントで準決勝、決勝と豪快なKO勝ち。スーパーバンタム級とフェザー級に続く3つ目のタイトルを獲得し、今後の目標として地上波での生中継をぶち上げた。

 「反逆のカリスマ」魔裟斗氏の隣で受けたインタビュー。武尊は「誰も成し遂げてないことをやるのがカリスマ。魔裟斗さんもやってきた」と誇った。本来は1試合だけスーパーフェザー級に挑戦するはずが王者・大雅が契約違反により王座剥奪。転向初大会でいきなり一日3試合のトーナメントに臨み、3つ目のベルトを獲った。

 適性のフェザー級から上げるため、激しい練習をしても体重が増えるように「3食とも無理やり、吐くほど食べた」。1回戦は魔裟斗氏の「一番厳しい道こそが近道」の言葉通り、昨年9月に大雅をKOしているエグザコスティディスを相手に指名。3回にダウン寸前まで追い込んで判定勝ちすると、右膝を痛めていた準決勝と決勝は連打でKOした。

 この日は新生K―1が初めてメインアリーナを使用。格闘家人生を懸けた戦いで燃え尽きるのではと心配していたが、熱狂する観衆1万5000人を見て思い直した。「地上波ゴールデンタイムの生中継を近いうちに絶対やりたい」。エースの願いは“新生”を外した「K―1」が日本中で認知されることだ。

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