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村田諒太 入念にミット打ち「刺激を入れておいた方がいい」

[ 2018年3月22日 19:57 ]

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(32=帝拳)が22日、東京・神楽坂の帝拳ジムで、同級8位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)を挑戦者に迎える4月15日の初防衛戦(横浜アリーナ)へ向けてミット打ちなどで調整した。20日に初めて訪れたマッサージ店が「もの凄く上手だった」ため疲れが抜け、21日の8ラウンドのスパーリングでは逆に「かなり体が緩んでいて動かなかった」という。毎週木曜日は軽めのメニューにする予定だったが、この日は「刺激を入れておいた方がいい」とミット打ちを入念に行い、課題解消に努めた。

 21日には4人目のスパーリングパートナーとなるパトリック・デイ(米国)が来日。今月3日に試合を行ったため合流が遅れたが、スピード、テクニックともにあり、昨年のアッサン・エンダム(フランス)との2戦ではいずれも試合前にパートナーを務めて王座奪取に貢献した。ブランダムラは出入りの速さが特徴だけに、スピードがあるデイは仕上げのスパーリングの相手にうってつけ。村田は「4人を一気に使うことはないけど、レパートリーが増えるのでいいと思う」と話した。

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2018年3月22日のニュース