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シーサケット エストラーダとの再戦も プロモーターが提案 WBC会長も後押し

[ 2018年2月28日 14:58 ]

シーサケット・ソールンビサイ  (AP)
Photo By AP

 24日(日本時間25日)に米国のカリフォルニア州で行われたWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチは、王者シーサケット・ソールンビサイ(31=タイ)が同級1位のファン・フランシスコ・エストラーダ(27=メキシコ)を2―0(117―111、115―113、114―114)の判定で下し、2度目の防衛に成功した。

 シーサケット、エストラーダ、互いにリング中央でパンチを交換したこの一戦。どちらに勝利が転がってもおかしくない展開だった。この試合をプロモートしたトム・ローファー氏も激戦をこう振り返る。

 「判定に不満はないが、接戦ではあったと思う。シーサケットが僅差で勝利したが、引き分けでも良かった。再戦に値する内容で、ファンもまた両者の戦いを見たいだろう。可能なら今秋にも再戦を実現させたい」。

 プロモーターの裁量で世界戦の再戦を簡単には決められないだろう。しかし、WBCのマウリシオ・スライマン会長はローファー氏の考えを次のように後押しする。「シーサケットとエストラーダは互いに死力を尽くして素晴らしい戦いを繰り広げた。ローファー氏が望むなら、再戦をサポートするつもりだよ」。

 シーサケットとエストラーダの両者も再戦は望むところ。「スーパーフライ級でならエストラーダとの再戦を含めて誰とでも戦う」とシーサケット。一方のエストラーダも「そちらが望むのであれば再戦に応じる」と乗る気だ。

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2018年2月28日のニュース