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世界初挑戦の松本亮 0―3で判定負け「今までが甘かった」

[ 2018年2月28日 21:28 ]

5R、ローマンのパンチが松本の顔面をとらえる
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 ボクシングのWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は28日、後楽園ホールで行われ、世界初挑戦の同級11位・松本亮(24=大橋)は王者ダニエル・ローマン(27=米国)に0―3で判定負け。元WBA世界スーパーフライ級王者・川嶋勝重、元3階級制覇王者・八重樫東、WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥に次ぐ大橋ジム4人目の世界王者はならなかった。

 身長で約10センチ上回る松本だったが、序盤からローマンのインファイトに巻き込まれた。右フックや左のボディー―フックのコンビネーションを終始被弾。右ストレートや左ボディーで反撃も単発で、王者の前進を食い止められなかった。採点はジャッジ1人が8点差、2人が10点差の大差だった。

 ▼松本亮 相手のペースでいっちゃたかな。長い距離で戦おうとしたけどダメだった。セコンドから前に出ろと言われたけど、出られなかった。体調は今までで一番良かった。もっと練習して、さらに上を目指したい。今までが甘かった。

 ▼大橋秀行会長 完敗だった。12ラウンドスタミナが切れず、今までやってきたことは出せた。いい負け方と悪い負け方があるが、今日はいい負け方。日本タイトルからやり直さないと。

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2018年2月28日のニュース