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メイウェザー、レナード両氏が舌戦「引退しても史上最高?」「自分がドン」

[ 2017年12月25日 10:52 ]

フロイド・メイウェザー氏 (AP)
Photo By AP

 ともにプロボクシングの元5階級制覇王者であるフロイド・メイウェザー(40)とシュガー・レイ・レナード(61)の両氏が舌戦を交わしたという。米国のボクシングサイト「ボクシングニューズ24」が24日に伝えた。

 スーパーフェザー級からスーパーウエルター級までを制覇したメイウェザー氏は、8月に総合格闘技UFCの現役王者であるコナー・マクレガーとボクシングで対戦。この一戦は大きな注目を集めたが、大方の予想通り、メイウェザー氏が10回TKOでマクレガーを下した。この勝利で戦績は伝説のヘビー級王者ロッキー・マルシアノの49戦全勝を抜いて50戦全勝。復帰の噂はあるものの、現在は引退状態となっている。

 一方、レナード氏はウエルター級からライトヘビー級までを制覇。1980年代の中量級を盛り上げた一人で、ロベルト・デュラン、トーマス・ハーンズ、マービン・ハグラーらとの強豪と激戦を繰り広げた。そのレナード氏は、メイウェザー氏が現役を退いてもなお、自身を「史上最高」と呼ぶことに違和感を覚えており、「もう引退したのだから、考えを変えたらどうだろうか」と発言。当然、メイウェザー氏が考えを変えるはずもなく、レナード氏に対して以下のように返したという。

 「そちらはライト級時代にデュランに負けたが、自分は一度も負けていない。相手が誰であろうと、勝ち続けたさ。フロイド・メイウェザーこそボクシング界のゴッドファーザー。自分ほど優れたボクサーはいない。伝説的な存在だと思っているし、これからも“史上最高”であり続ける。50戦全勝のボクサーなど他にいないだろ?自分がこのスポーツのドンなのさ」。

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2017年12月25日のニュース