×

村田諒太 新王者・尾川を祝福「“世界的英雄だ”と調子に乗せてあげましょうか」

[ 2017年12月10日 15:05 ]

新王者となった尾川
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(31=帝拳)が、IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に判定勝ちした新王者・尾川堅一(29=同)を祝福した。村田は都内でWOWOWの収録に臨み、ロマチェンコ(ウクライナ)―リゴンドー(キューバ)のWBO世界スーオアーフェザー級タイトルマッチのゲスト解説を担当。尾川の試合は収録後に9ラウンドから見たそうだが、「よかった。持っている。敵地で判定がこっちを支持したのだから言うことない」と称えた。

 村田は最後まで相手を追い続けた尾川のスタミナと、敵地でも自分の持ち味を出した精神力を評価。「敵地なんて関係ないと言って、本来の動きができない人は多い。世界戦でも動きを落とさず自分の強さが出た偉業だと思う」と話した。一方で、「これで調子にのりそうですね。まあ、しばらくは“世界的英雄だ”と調子に乗せてあげましょうか」と苦笑い。「減量もラスベガスでも汗が出たと言っていた。ラスベガスにずっと住めばいいんじゃないですか?」と話して笑わせた。

 村田は自身が解説したロマチェンコについては「足の動きが(リゴンドーと)違う。パンチの回転力、運動量の多さが凄かった」と分析。左手を痛めたという理由で6回終了後に棄権したリゴンドーには「プロとして、あの辞め方は失格でしょう」と首をかしげた。

続きを表示

2017年12月10日のニュース