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王者・拳四朗、10・22初防衛戦決定 村田、比嘉とトリプル世界戦

[ 2017年9月19日 13:33 ]

拳四朗
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 ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者・拳四朗(25=BMB)が10月22日、東京・両国国技館で同級1位ペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)を相手に初防衛戦を行うことが決まり、19日に都内で発表された。WBA世界ミドル級タイトルマッチのアッサン・エンダム(33=フランス)―村田諒太(31=帝拳)、WBC世界フライ級タイトルマッチの比嘉大吾(22=白井具志堅)―トマ・マソン(27=フランス)と合わせてトリプル世界戦となる。

 拳四朗は同じくトリプル戦だった5月20日に東京・有明コロシアムで前王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)に判定勝ちし、プロデビューから10連勝(5KO)で世界王座を奪取。17日まで1週間の米ロサンゼルス合宿を行っており、リオ五輪メキシコ代表らと40ラウンドのスパーリングを消化してきたという。「メキシカンともやって、そういうタイプとできて凄い練習になった」と話し、「(ゲバラは)リーチがちょっと長いイメージ。いつもどおりジャブを突いて、カウンターを合わせるイメージをしている。最終的に倒して勝ちたい」と意気込みを話した。

 父の寺地永久会長は「なかなか決まらなかったが、いつ決まってもいいようにコンディションは保っていた。やりにくさで言えば、ロペスはサウスポーで、今回がオーソドックス。難しい相手ではない」と分析。「前回がきわどい判定だったので圧勝しないと認めてもらえない。勝つのは当たり前。倒さないといけない」と期待をかけた。

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2017年9月19日のニュース