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シーサケット衝撃KOで初防衛成功!ロマゴン、リングで大の字に…

[ 2017年9月10日 13:26 ]

リングに大の字に倒れたローマン・ゴンサレス(左)の横で勝利を喜ぶシーサケット (AP)
Photo By AP

 ボクシングのWBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は9日(日本時間10日)、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われ、王者シーサケット・ソールンビサイ(30=タイ)が挑戦者の同級1位ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア、帝拳)に4回1分18秒TKO勝ちして初防衛に成功した。ゴンサレスは2連敗で王座返り咲きはならなかった。

 3月の両者の対戦では微妙な判定ながら2―0でシーサケットが判定勝ちし、パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)1位に君臨するゴンサレスにプロ48戦目で初黒星をつけた。再戦は1回、シーサケットが左を数多く出す好調なスタート。2回に入るとゴンサレスがプレッシャーを強めて手を出し始めたが、シーサケットも恐れずに迎え撃った。3回にはゴンサレスがパンチをまとめ、打ち合いに発展。前進しながらもシーサケットの左をもらい、ペースは握れなかった。

 4回、シーサケットの右カウンターが入り、ゴンサレスは横倒しにダウン。さらに右フックで大の字になり、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。衝撃の結末に、ゴンサレスの応援団で埋まった会場は悲鳴に包まれた。

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