大平 5回TKO負け…日本勢はタイで23戦勝てず
WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦 ●大平剛 TKO5回1分7秒 ○ノックアウト・CPフレッシュマート ( 2017年3月1日 タイ・チョンブリ )
3度目の世界挑戦となった大平は5回TKO負けし、王座獲得に失敗。日本ボクシングコミッション(JBC)公認のタイでの世界戦で日本男子は1分け22敗となった。
「ここで獲らないと先はない」との覚悟で臨んだ大平だったが、2回から頭をつけて打ち合ってきた王者に後退を強いられた。昨秋から打ち方を変えて強化してきた左ストレートなどで対抗したものの、4回にダウン。5回には左アッパーから右ストレートを浴びて後方へ吹っ飛び、レフェリーストップとなった。
1年前に続きタイのリングに沈んだ。大平は涙ぐみながら「チャンピオンはパンチが強くうまかった。今後のことは考えられない。今は休みたい」と語った。
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