山中慎介 圧巻7回TKOでV12 具志堅の日本記録に王手「皆さんが楽しんでくれれば」

[ 2017年3月2日 20:26 ]

プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦   王者・山中慎介―同級6位カルロス・カールソン ( 2017年3月2日    両国国技館 )

7回、山中が“神の左”でカールソンからダウンを奪う
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 プロボクシングの世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトルマッチ12回戦は2日、両国国技館で行われ、王者・山中慎介(34=帝拳)が挑戦者で同級6位のカルロス・カールソン(26=メキシコ)から計5度のダウンを奪って7回57秒にTKOで下し、同王座の12試合連続防衛に成功。元世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級王者・具志堅用高(協栄)が持つ日本歴代最多の13にあと1とした。

 山中は2回、パンチでカールソンの左目下から出血させると、主導権を握ったまま5回に左で2度のダウンを奪うと、6回にも左でダウンを追加。続く7回にも左で2度のダウンを奪い、試合を決めた。

 全て“神の左”だった。試合後、山中は「構えた時に行けるぞ、という手応えはあった。KOできたけど相手が来た時の対処の仕方とか、まだまだ反省すべき点はあった。やっとKOのラウンドからリズムが出てきた。相手が何度も立ってくるのは想定内。もっと早いラウンドからきびきび動ければよかった。(防衛回数は)何度もいうように自分は意識してない。皆さんが楽しんでくれればいい」と余裕の表情だった。

 ◆山中 慎介(やまなか・しんすけ)1982年(昭57)10月11日、滋賀県湖南市生まれの34歳。南京都高(現京都広学館高)でボクシングを始め、専大では主将を務めるなどアマ通算34勝(10KO・RSC)13敗。06年1月、プロデビュー。10年6月、日本バンタム級王座獲得(防衛1)。11年11月、王座決定戦で11回TKO勝ちしてWBC世界同級王座獲得。身長1メートル70・5、リーチ1メートル77の左ボクサーパンチャー。

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