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カニサレス 初の海外試合で世界初挑戦「スペクタクルな試合がしたい」

[ 2016年12月25日 16:58 ]

サンドバックを叩く田口の挑戦者カニサレス                                                                                                      
Photo By スポニチ

 ボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦(31日、東京・大田区総合体育館)で王者・田口良一(30=ワタナベ)に挑戦する同級3位カルロス・カニサレス(23=ベネズエラ)が25日、東京都品川区のワタナベジムで練習を公開した。

 資料では身長1メートル53とあったが、それよりは若干高い印象。練習ではサンドバッグ打ちやシャドーボクシングなどで1時間、たっぷりと汗を流した。

 初の海外での試合で世界初挑戦となるが「コンディションはいい。田口のビデオは(日本王者時代の)井上尚弥戦など何試合か見たが、印象は特にない。日本人の皆さんが満足するようなスペクタクルな試合がしたい」と話した。左フックが得意で、田口に対して「スピードで勝っている」とし「距離を取って戦いたい。KOになるなら自然となるだろう」と冷静。田口があえて16戦全勝13KOの自身を挑戦者に選んだことを聞かされると、「選んでくれて感謝しているが、選んだ相手が間違っている」と王座奪取に自信を示した。

 13歳からボクシングを始め、プロになる前はパン職人だったという。10年以上交際している女性との間に6歳と2歳の娘がおり、「世界王者になったら結婚する。娘たちには“世界チャンピオンのクリスマスプレゼントを持ってきて”と言われている」と表情を緩めた。

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2016年12月25日のニュース