池原シーサー久美子　王座返上と現役引退を表明「母親になりたいので」

引退式を行った池原シーサー久美子
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　ボクシングのＷＢＯ女子世界ミニフライ級王者・池原シーサー久美子（３２＝フュチュール）が１３日、王座返上と現役引退を表明した。

　池原は９月に江畑佳代子（ワタナベ）に判定勝ちして４度目の防衛に成功した際、元柔道日本代表で総合格闘家の出花崇太郎と結婚していたことを発表。この日、後楽園ホールで行われた女子ダブル世界戦のメイン前にリング上であいさつし、「母親になりたいので引退することを決めた」と話した。

　大阪府出身の池原はアマチュアを経て１２年６月にプロデビュー。１４年９月に王座決定戦を制してＷＢＯ女子世界ミニフライ王座を獲得した。通算成績は９勝（３ＫＯ）１敗２分け。