リナレス王座統一　敵地でクローラに判定３―０で快勝

ＷＢＡ・ＷＢＣ世界ライト級王座統一１２回戦 ○ＷＢＣ休養王者ホルヘ・リナレス　判定　ＷＢＡ王者アンソニー・クローラ

（9月24日 英マンチェスター）
　３階級制覇王者ホルヘ・リナレス（３１＝ベネズエラ、帝拳）が３―０の判定で２度目の防衛を狙ったアンソニー・クローラ（２９＝英国）を破り、王座統一とともにＷＢＣのダイヤモンドベルト、米リング誌の世界王者認定ベルトを獲得した。戦績は４１勝（２７ＫＯ）３敗となった。

　２月に右拳を骨折したリナレスだが、採点は１１５―１１４、１１７―１１１、１１５―１１３で、敵地ながら判定で快勝。今後は自身の離脱中にＷＢＣ正規王者となったデヤン・ズラティカニン（３２＝モンテネグロ）との王座統一戦が有力だが、「クローラと再戦してもいい。またマンチェスターに戻ってくるよ」と話した。

　試合の模様は２６日午後９時からＷＯＷＯＷライブで放送される。