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小原佳太、2回TKOで王座奪取に失敗 リング外へ転落、さらに猛攻食らい…

[ 2016年9月10日 07:01 ]

2回、小原佳太(右)はトロヤノフスキーの連打を浴び、ロープの間からリング外へ転落(AP)

 ボクシングのIBF世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦は9日夜(日本時間10日早朝)にロシア・モスクワで行われ、世界初挑戦の同級3位・小原佳太(29=三迫)は同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(36=ロシア)に2回1分35秒TKO負けして王座奪取に失敗した。

 プロデビュー戦以来の黒星を喫した小原は16勝(15KO)2敗1分け、2度目の防衛に成功したトロヤノフスキーは25戦全勝(22KO)。

 小原は2回、トロヤノフスキーの連打を浴び、ロープの間からリング外へ転落。コーナーからリングに戻ったものの、試合再開後すぐに猛攻にさらされてレフェリーが試合をストップした。

 ▼小原佳太の話 ふがいない。いろいろ試す準備はしてきたが、チャンピオンは強かった。リングの下に落とされる経験もない。攻めも守りもひとつ上だった。

 ▼三迫ジム・三迫貴志会長の話 全力を尽くして戦った結果だ。悔しいが結果を受け止める。小原は本当によくやってくれた。

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2016年9月10日のニュース