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Sウエルター級王者ララ 因縁再戦制し防衛成功「アルバレスとも戦う」

[ 2016年5月22日 16:43 ]

ララ(右)はマーティロスヤンに右フックをヒットさせる (AP)

 プロボクシングのWBA世界スーパーウエルター級タイトルマッチ12回戦は21日、米国のネバダ州ラスベガスで行われ、王者のエリスランディ・ララ(33=キューバ)が同級15位のバネス・マーティロスヤン(30=アルメニア)を判定で下し、5度目の防衛に成功した。スコアは2人が116―111、1人が115―112でジャッジ3人ともララを支持した。

 両者は2012年に一度対戦しており、その時はマーティロスヤンが9回に偶然のバッティティングで左目をカット。試合続行不可能となり、負傷判定で引き分けに終った。4年越しの再戦では、アマチュア時代に数々の実績を残したララがポイントを重ね、今回はフルラウンドを戦って見事に勝利を収めた。

 「俺は誰とでも戦う。アルバレスと拳を交えたいね」と試合後にWBCミドル級王者のサウル・アルバレス(25=メキシコ)へ挑戦状を叩きつけたララ。この勝利で戦績を26戦23勝(13KO)2敗2分に伸ばした。一方、敗れたマーティロスヤンは40戦36勝(21KO)3敗1分。

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