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クルーザー級王者レベデフ IBF王者を2回TKOで下し王座統一

[ 2016年5月22日 12:45 ]

レベデフ(左)はラミレスをロープに追い詰めて連打を浴びせる (AP)

 プロボクシングのWBA、IBFクルーザー級王座統一戦が21日、ロシアのモスクワで行われ、WBA王者のデニス・レベデフ(36=ロシア)がIBF王者のビクトル・ラミレス(32=アルゼンチン)を2回TKOで下し、2つのベルトを統一した。

 初回、左構えのレベデフは右構えのラミレスに対し、しっかりと手数を出して上々のスタート。2回もレベデフは試合の主導権を握り、ラミレスに左アッパーをクリーンヒットさせると、コーナーに追い詰めて連打を繰り出した。左フックでラミレスからダウンを奪ったレベデフは、再開後も手を出し続け、IBF王者は戦意喪失。これを見たレフェリーが両者に割って入り、勝負が決した。

 WBA王座のレベデフは圧倒的な試合で6度目の防衛に成功するとともに、IBF王座も獲得。試合後には「トレーナーと取り組んできた戦術がうまくいった」と満足そうに話した。戦績は31戦29勝(22KO)2敗。一方、IBF王座の2度目の防衛に失敗したラミレスは27戦22勝(17KO)3敗1分1無効試合。

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