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クローラが激戦制す 無敗バロッソにボディで10カウント聞かせる

[ 2016年5月8日 12:37 ]

クローラ(手前)はバロッソからダウンを奪い、ニュートラルコーナーへと移動する (AP)

 プロボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが7日、英国のマンチェスターで行われ、王者アンソニー・クローラ(29=英国)が同級暫定王者で無敗のイスマエル・バロッソ(33=ベネズエラ)を7回KOで下し、王座統一と初防衛に成功した。

 試合は序盤からバロッソが主導権を握る展開。しかし、5回からクローラのパンチが決まりだし、バロッソのディフェンスが甘くなり始めた。6回には完全に形成が逆転し、バロッソからダウンを奪ったクローラは続く7回にベネズエラ人のボディへ強烈な右を叩き込み、10カウントを聞かせた。

 これで両者の戦績はクローラが38戦31勝(13KO)4敗3分。一方、キャリア初黒星を喫したバロッソは22戦19勝(18KO)1敗2分となった。

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