村田プロ１０戦目は５・１４香港　７・２３には米で１１戦目決定

ミットにパンチを叩き込む村田

ミドル級ノンタイトル戦１０回戦 村田諒太ＶＳフェリペ・サントス・ペドロソ

（5月14日 香港コンベンション＆エキシビション・センター）
　世界挑戦へ、香港と米国でアピールする。１２年ロンドン五輪ボクシング金メダリストでＷＢＣ世界ミドル級５位の村田諒太（３０＝帝拳）のプロ１０戦目が５月１４日、香港で行われることが７日、帝拳ジムから発表された。さらに７月２３日には米ロサンゼルスかラスベガスで行われる興行で１１戦目に臨むことも決定した。

　１０戦目の結果次第では世界ランカーとの試合が組まれる可能性もある。２試合先まで発表されるのは異例で、契約する米トップランク社の期待の表れ。村田は「しっかり自分の役目を果たさなければいけないという責任感がある」と気を引き締めた。

　帝拳ジムの浜田剛史代表は「勝って当たり前。インパクトのある試合＝ＫＯ。１０回までに見せ場をつくって、最終的に倒すこと」とＫＯ勝利を求めた。