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田中恒成、2階級制覇へWBOミニマム級王座返上

[ 2016年4月8日 05:30 ]

WBOミニマム級の王座を返上し、2階級制覇挑戦を明言した田中恒成

 WBOミニマム級チャンピオンの田中恒成(20=畑中)が7日付で王座返上届を提出したと、所属ジムが発表した。階級を1つ上げたライトフライ級での2階級制覇を目指すため。

 5月28日に名古屋国際会議場でレネ・パティラノ(フィリピン)とノンタイトル10回戦を行う。戦績は田中が6戦6勝(3KO)、パティラノは18戦15勝(7KO)1敗2分け。田中は昨年5月に日本選手最速のプロ5戦目で世界王座に就き、大みそかに初防衛を果たした。

 ライトフライ級は、WBAの田口良一(ワタナベ)やIBFの八重樫東(大橋)らが王者。年内の王座奪取を狙う田中は「日本人王者とタイトルマッチをやりたい。次の試合で自分のボクシングを確立させたい」と語った。

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2016年4月8日のニュース