元王者ジョーンズ、次戦は予定通りもUFCは渋面 警官への悪態を非難
道路交通法違反の疑いで逮捕されたUFCの元ライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(28=米国)が釈放されることになった。FOXスポーツなど米国の複数メディアが3月31日に報じた。
ジョーンズは3月29日、公道での違法なドラッグレース(制止した車を急加速させてゴールまでの速さを争うレース)に参加するなど複数の交通法に違反し、ニューメキシコ州アルバカーキで身柄を拘束された。
同州の判事は釈放の条件として、運転技術向上と怒りをコントロールするクラスへの参加、さらに、60時間の地域奉仕活動をジョーンズに命じた。また、車を運転する際には保護観察官の許可が必要になるという。
ジョーンズは4月23日(日本時間24日)に開催されるUFC197でダニエル・コーミエ(37=米国)との対戦が予定されているが、この試合は問題なく行われる見込みとのこと。ただ、主催者のUFCは法を犯しただけでなく、交通違反切符を切られた際に警官を激しい口調で罵った元王者を非難する内容の声明を出している。
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