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長与千種の新団体5・3旗揚げ、来年には横浜アリーナ進出目指す

[ 2016年3月10日 15:42 ]

旗揚げ戦の会見を行ったマーベラス所属の6選手(左から)KAORU、雫、杉浦、桃野、彩羽、渡辺

 女子プロレス界のカリスマ、長与千種(51)率いる新団体「Marvelous(マーベラス)」旗揚げ戦の記者会見が8日、都内で行われた。

 テーマは「ドラマティックな女子プロレス、解禁」で、旗揚げ戦「WALK THIS WAY!」と銘打って5月3日、東京・江東区の豊洲PITで17時試合開始(16時開場)となっている。メーンは彩羽(いろは)匠(23)と里村明衣子(36、センダイガールズ)がシングルで対戦。そのほか、同団体所属選手のKAORU(47)、渡辺智子(44)、雫(しずく)有希(29)、桃野美桜(17)、杉浦一美(23)が出場する。長与は選手として参加せず“ハンドルネーム、代表取締役”としてプロデューサー的な立場として大会をバックアップする。

 会見で長与は「男女ともにプロレス界でいろんなことがありました。(東日本大震災の)復興支援を目的にできた豊洲PITでプロレスを開催するのは初めてとのこと。支援とともに元気にやっていこうと、この場所に決めました。旗揚げ後、8月まで10大会を予定していますが、その後もコンスタントに日本全国各地を回っていける団体であるように頑張りたいと思います。そして、来年には横浜アリーナでの開催を狙いたい」と今後の活動について話した。

 旗揚げ戦について長与は「他団体の出場もあるが、ここにいるメンバー、全6試合シングルマッチでいきます。タッグマッチもありだと思いましたが、劇的な空間にしたいので1本1本、1つ1つの試合がすべてドラマチックであればいいという願いがあります。全て20分1本勝負、20分劇的空間のドラマだと思って頂ければありがたいと思っております」と意気込んだ。

 メーンで里村と対戦する彩羽は「メーンを任されたというのは、勝敗もですがお客さん全員の心をわしづかみにして、2、3戦目も引き続き、会場に足を運んでもらえるような試合を見せなくてはいけない。現在、長与さんに特別秘密特訓をしていただいているので、今までとは全く違うスタイルで旗揚げ戦に挑みたい」と長与のDNAを受け継いだ彩羽がマーベラスの未来を担う。

 なお、チケットは10日から先行予約を開始し、プレイガイドでは20日から発売を開始する。詳しくは(株)マーベルカンパニー=電話047(406)5991=まで。

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