UFC社長 ホルムのマネジャーを批判「戦うべき相手が違った」
6日に行われたUFC女子バンタム級タイトルマッチは、挑戦者のミーシャ・テイト(29=米国)がチャンピオンのホリー・ホルム(34=米国)からリアネイキッドチョーク(裸絞め)で一本勝ちを収め、新王者に就いた。
ホルムは昨年11月に絶対王者と呼ばれたロンダ・ラウジー(29=米国)から奪ったタイトルの初防衛戦に失敗。今秋にもホルムとラウジーの再戦を企画していた同団体のダナ・ホワイト社長(46)は、この結果に少々納得がいかないようだ。
ホワイト社長はホルムの男性マネジャーにラウジーとダイレクトでの再戦を意見として述べていたようだが、ホルム陣営はこれを無視してテイト戦を強行。9日に放送されたESPNのラジオ番組に電話出演した同社長は「彼は自分が賢いと考えているが、そうではない」と男性マネジャーの判断ミスを批判し「ホルムが気の毒だ。彼女は周囲の人間に信頼を寄せているようだが、自分のことは自分で決めないとダメだ」と語気を強めていた。
一方、男性マネジャーは「すべての決定権はホルムが握っている。テイト戦は彼女が望んだ試合だ」と自身にホワイト社長が考えるような影響力がないことを強調していた。
続きを表示