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村田、世界獲り宣言「20年まで王者」 高校生に夢の大切さ語る

[ 2015年12月10日 05:30 ]

「夢・未来」プロジェクトで関東第一高を訪れ、笑顔で質問に答える村田諒太

 ボクシングのロンドン五輪ミドル級金メダリストで、WBC5位の村田諒太(29=帝拳)が東京都主催の「夢・未来」プロジェクトで江戸川区の関東第一高を訪問し、「来年か再来年に世界王者になって、20年まで王者として勝ち続けたい」と自身の夢を語った。

 20年東京五輪に向け、若者に夢を持つことの大切さを伝えるイベント。強豪サッカー部の生徒には「五輪は自分の人生を変えるチャンス。夢を持って、東京五輪も目指してほしい」と訴えた。自身の20年については「20年は34歳。力も落ちてくる。その頃に現役にひと区切りをつけられればいい」との青写真を描く。まずはベルト奪取が最優先のターゲットだが、そこをクリアすれば20年東京五輪まで長期政権を築くことが目標だ。

 来年1月には30歳になる。いよいよ世界挑戦が現実味を帯びてくる勝負の年。「円熟では駄目。若さを忘れたくない。きょう若いパワーをもらったので、次に向かっていきたい」と高校生たちとの交流で刺激をもらっていた。

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