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井岡 大みそかKO勝ちへ“一翔WAY”で強じんボディー作る

[ 2015年11月17日 05:30 ]

2度目の防衛戦に向けた合宿で、浜辺をランニングするWBAフライ級王者の井岡一翔(左)

WBA世界フライ級タイトルマッチ 王者・井岡一翔―同級2位フアンカルロス・レベコ

(12月31日 エディオンアリーナ大阪)
 「一翔WAY」でKO勝ちを狙う。5年連続となる大みそかマッチに臨む井岡は16日、和歌山県白浜でのキャンプを開始。“ラグビートレ”で当たり負けない強じんな肉体をつくり「KO決着したい」と一発回答を誓った。

 砂浜を走り込んだ後、父の一法会長が取り出したのはラグビー選手が使う「パワートレーニングチューブ」だった。井岡が背負ったチューブの先端を一法会長が持ち負荷をかけるもので、ただでさえ下半身に負担となる砂浜でのランニングが地獄と化した。

 狙いは明確だ。レベコには4月に判定勝ちを収めたものの「無難な試合を進めたのは事実」と振り返る。だからKO勝ちに直結する体幹の強化やスピード、パワーアップに効果があるラグビートレを採用。「体をぶつけても押し込んでいくようにしたい。試合当日に強くなった姿を見せたい」とリマッチに意気込む。

 トレーニングだけではなく、「五郎丸選手のようなスターがいることでラグビーは注目されている。僕もそういう役割をしたい」と刺激を受けた。引き分けを狙えた南アフリカ戦では勝利にこだわり大金星を挙げたラグビー日本代表。井岡も白黒をはっきりとつける。

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2015年11月17日のニュース