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V10の内山、実はぎっくり腰で2週間練習できなかった

[ 2015年5月7日 19:03 ]

防衛成功から一夜明け笑顔を見せる(左から)内山と田口

 10度目の防衛に成功したボクシングWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志が衝撃のTKO勝ちから一夜明けた7日、都内で会見。「試合終わったら言えますけど」と前置きした上で、試合を1カ月後に控えた3月28日にぎっくり腰となり、4月12日まで約2週間、練習できなかったことを明かした。それでも「いい休み」と切り替え安静にしたことで患部も回復。ムエタイ300戦以上の実績を持つ難敵ジョムトーンに勝利し「ボクサーが負けたりしたら大変だというプレッシャーがあったので勝ってほっとしている。(デキは)80~90点。100点はなかなか難しい」と安どの表情を見せた。

 今秋以降に予定する次戦について「4団体あるので、そのうちの誰というわけではないが(他のベルトを)獲りたい気持ちはある。WBAは正規、暫定もあるので潰していくのもいい」と統一戦などのビッグマッチを見据えた。WBC王者の三浦とは11年1月の3度目の防衛戦で激突し、8回TKO勝ちしており「自分が一番強いと思っている」と自信満々。そして、「三浦にこだわっているわけではないが、盛り上がるのであれば」と再戦にも意欲を示した。

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2015年5月7日のニュース