45歳5カ月の池山 国内最年長防衛記録更新!判定3―0完勝
ボクシングWBOの女子ダブル世界戦が28日、大阪市内であり、アトム級王者の池山直(フュチュール)が10回判定3―0でノル・グロ(24=フィリピン)に完勝し、2度目の防衛に成功した。自らが持つ男女を通じた国内最年長防衛記録を更新し、45歳5カ月とした。池山の戦績は10戦8勝(1KO)2敗。
池山は2回に猛ラッシュ。21歳年下の挑戦者をサンドバッグ代わりにした。10回まで打ち続けて大差判定でベルトを守ったものの、試合後は「倒せそうで倒せず心残り」と苦笑いを浮かべた。
ジムの平山会長はV3戦の海外開催を示唆。岡山市職員という公務員ボクサーは「防衛戦のために有給休暇を取っておけと、会長に言われています」と、二足のわらじで拳を握り続ける。
ミニフライ級王者の池原シーサー久実子(30=フュチュール)は1回終了負傷引き分けで初防衛した。偶然のバッティングで池原が額を切り、試合続行不可能と判断された。。
▼池原シーサー久実子 (負傷した)額が異常に熱かったので続行できないと分かった。めちゃくちゃ消化不良です。2日前に(26日)叔父が亡くなり、勝利をプレゼントしたかった。(1回終了直前に偶然のバッティングで額を深く裂傷)
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