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小関がV15、2回KO 柴田は判定で3度目防衛

[ 2015年2月19日 21:54 ]

 ボクシングの女子ダブル世界戦は19日、東京・後楽園ホールで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)アトム級チャンピオンの小関桃(青木)が挑戦者で同級11位のアイサー・アリコ(フィリピン)に2回1分29秒でKO勝ちし、自らが持つ日本選手の男女を通じて最多の防衛記録を15度に更新した。戦績は18戦17勝(7KO)1分け。

 国際ボクシング連盟(IBF)ライトフライ級王者の柴田直子(ワールドスポーツ)は同ミニフライ級6位の花形冴美(花形)を2―0の判定で下し、3度目の防衛に成功した。戦績は柴田が17戦14勝(4KO)3敗、花形は17戦9勝(4KO)6敗2分けとなった。

 ▼小関桃の話 もう少しやりたかった。今後は(防衛回数の)数字よりも、燃え尽きるような試合がしたい。次はもっと強くなった姿を見せたい。

 ▼アイサー・アリコの話 チャンピオンはすごく強かった。タフな相手に自分はもっと準備する必要があった。心も強くならないといけない。

 ▼柴田直子の話 日本人対決で、海外の選手と闘うのとは違う緊張感があった。苦しい試合だった。成長を見せられるように、今後も頑張っていきたい。

 ▼花形冴美の話 採点を気にせず、やってきたことを全力で出し切れた。技術的な部分で足りないところは、もっと練習するしかない。

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2015年2月19日のニュース