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長谷川 現役続行を表明、4月に再起戦 元世界2階級王者

[ 2015年1月15日 05:30 ]

現役続行を表明した長谷川穂積

 プロボクシングの元世界2階級王者・長谷川穂積(34=真正)が14日、神戸市内のジムで現役続行を表明した。「今、引退するタイミングではないと思った」。山下会長は本人の希望に添って、4月にも再起戦を用意する方針だ。

 長谷川は14年4月にIBF世界スーパーバンタム級王者のキコ・マルチネス(スペイン)に挑戦したものの、計3度のダウンを喫して7回TKO負け。試合後は進退を保留していたが、ロードワークを続け、7月からジムワークも再開。汗を流すうちに競技への情熱が再燃。しかし心は揺れ続けた。「やろう、やめようと、ずっとグラグラしていた」。昨年末に日本人選手との対戦案が浮上した際に現役続行へ大きく傾いていく自らの気持ちに気付いた。「ワクワク、ドキドキする自分がいた。どんな試合をするか考えている自分がいた。引退はもう少し後でもいいのかと」。フェザー級での活動を希望している。「(再起戦は)最低でも元世界チャンピオンとやって、今の力を確認したい」と意気込んだ。

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2015年1月15日のニュース