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清水 今月いっぱいで自衛隊退職へ APBプロでリオ五輪狙う

[ 2014年3月6日 05:30 ]

ロンドン五輪男子バンタム級銅メダルの清水聡

 12年ロンドン五輪のボクシング男子バンタム級で銅メダルを獲得した清水聡(27)が所属する自衛隊を3月いっぱいで退職する意向であることが5日、明らかになった。

 国内のアマ統括団体である日本ボクシング連盟の山根明会長によると、清水は「リオ五輪でのメダル獲得を目指してボクシングをやりたい」と現役続行の意思を固め、所属先に3月いっぱいでの退職の意思を示したという。この日、大阪市内で本人が会見する予定だったが、国家公務員の立場であるとして所属先から差し止められて欠席した。

 退職後の所属や活動拠点は未定だが、4月1日以降は国際ボクシング連盟(AIBA)が独自に設立したプロ団体APB(AIBAプロフェッショナルボクシング)に参加する見通し。AIBAはAPB所属のプロ選手の五輪出場を認めており、日本連盟に清水の参加を要請している。APBのランク上位選手には五輪出場権が与えられ、従来の各大陸予選で得られる五輪出場枠は減少するため、五輪出場を目指すならAPB参加が現実的な選択になる。

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2014年3月6日のニュース