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八重樫に“敵討ち指令” 大橋会長、ソーサは「ロペス似」

[ 2013年11月28日 05:30 ]

WBC世界フライ級王者の八重樫東に挑戦するエドガー・ソーサが都内で練習を公開

WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者・八重樫東―同級1位・エドガル・ソーサ

(12月6日 東京・両国国技館)
 八重樫東(30=大橋)に挑戦するエドガル・ソーサ(34=メキシコ)が都内で練習を公開した。約10分間、シャドーとミット打ちしか行わなかったが、視察に訪れた八重樫陣営の大橋会長は「顔つき、シャドーのリズムもロペスに似ている」と無敗で引退した元世界2階級王者のリカルド・ロペス(メキシコ)とダブらせた。

 ロペスは90年に、WBC世界ミニマム級王者だった大橋会長がベルトを奪われた因縁の相手。大橋会長は「23年前の悲劇を思い出しました。あれほど強くはないと思うけれど、八重樫には雪辱を果たしてほしい」と“敵討ち指令”を出した。

 一方、WBCライトフライ級王座10度防衛の実績を持つソーサは「ロペスは憧れだった。ロペスと戦った大橋会長に会えてうれしい」と敬意を示しつつも「今はボクシング人生の第2章に入っている。王座を獲りたい」とベルト奪取に燃えていた。

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2013年11月28日のニュース