×

大毅 主演デビューへ負けられへん 映画「ヒットマン」来年1月公開

[ 2013年11月23日 05:30 ]

王座統一戦を控え軽快にトレーナーのミットを叩く亀田大

プロボクシングIBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦12回戦 IBF王者・亀田大毅―WBO王者リボリオ・ソリス

(12月3日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 IBF・WBA世界スーパーフライ級王座統一戦に臨むIBF王者の亀田3兄弟の次男・大毅が22日、都内で練習を公開した。初主演映画「ヒットマン(明日への銃声)」が来年1月4日(下北沢トリウッド)に公開されることになった。日本人の現役世界王者が映画に主演するのは史上初。「公開の時に王者じゃないといけない。試練やね」と、勝って映画公開を迎えることを誓った。

 2月に親交のあるベテラン俳優の岡崎二朗に口説かれて出演を決断。4~8月の練習のない日曜日、試合後のオフを利用して撮影を続けてきた。物語はテキ屋からヒットマン(殺し屋)になるエンターテインメント。本格的な演技は初めてだが「見てて恥ずかしくないものになっている」と自信の作品に仕上がった。

 3大世界戦となる亀田祭りでもメーンで、主役を張る。WBA王者のソリスとは「中盤くらいから打ち合いになるやろな」と展開を予想する。相手が前に出てくれば、KOのチャンスも十分出てくる。勝てばWBAのタイトルは正規からスーパー王座になることが濃厚で「日本人初のスーパー王者やね。2階級制覇して、統一王者になって、もう引退してもいいね」と冗談を飛ばした。「俺が輝く時はここしかないかもしれん。いい勝ち方をして、一年を締めくくりたい」。リングの上でもヒットマンとなって、もう1つのベルトを狙い打つ覚悟だ。

続きを表示

2013年11月23日のニュース